2022年06月12日
エレスチャルスーパーセブンについて
こんにちは。
本日3回目のブログ更新です。
新入荷のご紹介ではなく
エレスチャルスーパーセブンについて
少し補足というか違う視点から見てみたいと思います。
一般的に『スーパーセブン』で呼ばれているのですが
当店では『エレスチャルスーパーセブン』ということで
『エレスチャル』という文言を付けております。
その辺はお店さんによって色々なネーミングに
していると思います。
『エレスチャル』とは水晶の成長段階で複雑に結晶化
したもので『最終形』とも云われていますがこの辺りは
賛否ありますので流します。
その複雑に結晶化した水晶は結晶が重なっていたり
結晶同士が干渉していたりで内部に空洞ができている
場合が多いのも特徴です。
その空洞が結晶の形になっているものを『負晶』と呼びます。
当然スーパーセブンにもこの『負晶』が見られる場合もあります。
またこの『負晶』によくある現象としては『水入り』です。
『負晶』ではない空洞にも水が入っていることがありますが
その場合は比較的年月とともに水が抜けてしまうケースが
あります。
ブラジル産のエレスチャルは私が出会ってきた限りでは
『負晶』ではない空洞が多いのかなと思います。
なので水入りはマダガスカル産に比べると少ないかなと思います。
水入りの方に話は反れてしまいましたが
ブラジル産のスーパーセブンの殆どはエレスチャル化した
クリスタルに見られるということになります。
スーパーセブンの原石を見てもらうとわかりやすいのですが
手に取ると普通の水晶よりも軽く感じます。
空洞部分が多いということですね。
そう考えると空洞が比較的多いブラジル産のエレスチャルで
ビーズやルース、丸玉等に加工した場合
綺麗な部分で取れるところは本当に限られるということなのです。
今日新入荷でご紹介したルースも私からすると原石に申し訳ない
くらい本当に綺麗な部分を取らせていただいたという思いに
なってしまうのです。
ブレスレットなどもそういう気持ちになります。
逆にマダガスカル産のエレスチャルはブラジル産に比べて
結晶が複雑化していないケースが多いようで加工には
向いているのかなと思います。
ブラジル エスピリットから始まったスーパーセブンです。
私は色んなことを思いながらそして色んな角度から
スーパーセブンを見てきました。
これからもブラジル産のスーパーセブンにはこだわって
いきたい半面、市場から消えていく寂しさもあり
複雑な気持ちでいます。
そのような中でも、見て、手に取って癒されるし
クリスタルの神秘を見ていただきたく
これからも機会がありましたらブラジル産の
エレスチャルスーパーセブンをご紹介させて
いただこうと思っています。
以上です。
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