2023年11月12日
モルダバイトについて
こんにちは。
本日2回目のブログ更新です。
前々から書こうと思っていたのですがなかなかその機会もなく
やっと書こうかなと思える時がきたので今回モルダバイト
について少し書こうと思います。
お店でも『なんでこの緑色のものは値段が高いのですか?』
ということもよく聞かれます。
モルダバイトを知らない方も結構いると思います。
この緑色の物体は何なのか?ということですね。
モルダバイトは約1500万年前、ドイツのネルトリンガー・リースに
小惑星(隕石)が落下したことによって出来たテクタイトとされています。
直径約1kmの小惑星が衝突し約24kmのクレーターが形成
されてとされています。
モルダバイトが出来るためには地中の石英が豊富にあり
粘土の量が少ない砂がある場所に落下しなければなりません。
あと数キロ北に落下していたらモルダバイトは出来なかったのでは
と云われています。
偶然が重なってできた貴重なモルダバイトなんですね。
小惑星が地球に衝突する寸前に地中にある砂や鉱物などを溶かし
液体状態のまま数百kmの距離まで噴射します。
その液体状態となっているものが噴射中に冷却され固形化した
ガラスに形成されます。
そのガラス(モルダバイト)はドイツのリースクレーターから
250km~500kmの距離に分布しています。
250km~500kmも飛行しながら冷却されガラスになったのが
モルダバイトということになります。
ドイツに小惑星(隕石)が落下した場所から250km~500kmも
離れた場所まで飛んで行ったことになります。
多くはチェコで確認されていますが、ポーランドでも確認
されているそうです。
凄いことですよね。
隕石が落下した地点またはその付近ではなく遠く離れた地で
見つかっているということです。
液体状の沢山のモルダバイトが空を飛んでいるなんて
想像できませんよね。
そして、ガラス状になったモルダバイトが空から降ってくる。。。
イメージすると面白いです。
液体状態で飛行中の空気抵抗によって様々な形、模様を
形成したモルダバイトは急速な冷却で発生した内部エネルギーの
影響によって亀裂が生じバラバラに崩壊していったとされ
一部が地面まで到達し、風化、浸食等により、形として残っている
モルダバイトは極限られたものとなったそうです。
極めて例外的な現象が地球上の歴史の中でただ1回だけ発生し
その現象は様々な偶然の条件を含め、世界のどの場所でも
発生しておらず今後も発生する可能性はほぼありません。
それだけ稀少なモルダバイトということになります。
余談ですが、モルダバイトによく見れる楕円形の気泡が何故
出来たのか、大体わかりましたよね。
物凄いスピードで飛行していたので、気泡までがうにゃ~って
伸びたのかな?多分。
今日は以上になりますがまた後日モルダバイトについて
詳しく書きたいと思います。
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